官報(第464号)によると、大阪府泉南市の「株式会社大泉」(代表取締役:金谷 勝弘)は3月19日、大阪地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は令和3年(フ)第94号で、破産債権の届出期間は4月19日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は6月28日午後1時30分となっている。また破産管財人には大住 洋弁護士(小松法律特許事務所、大阪府大阪市北区中之島2-2-2 大阪中之島ビル8階、電話:06-6221-3355)が選任されている。
同社は1964年8月に創業し、1976年5月に大泉工芸株式会社として法人化した内外装工事業者。商業施設のディスプレイのほか、資料館・博物館などの文化施設における内装デザインのほか、古民家の再現など、展示用のレプリカの制作を手掛けることもあった。また近年は「創作工房K’s庵」の屋号で紀伊半島沿岸に流れ着いた流木を素材に制作した流木家具の制作・販売も手掛けていた。
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