官報(令和3年4月1日 号外第77号)によると、東京都中央区の「株式会社シネマプラス」(代表清算人:篠原 智士)は令和3年3月31日に開催された株主総会の決議により解散したことがわかった。
同社は東映【9605】が2005年11月、野村総合研究所【4307】などとの合弁会社として設立されたVODサービスによる映像配信会社。病院や高齢者施設、ホテルなど向けにVOD機器を用いた映像配信のほか、AR技術やVR技術を用いたコンテンツ配信を行っていた。また、店舗向けのBeaconに対応したO2Oアプリ作成サービス「BeeBea(ビィビィ)」を2015年に開始するなど、各種店舗向けの販促サービスなどについても展開していた。
なお同社の事業のうち、VODソリューション事業及びこれに付随するコンテンツ編成卸売事業については2020年8月にソリューションアライブ株式会社(東京都新宿区)に事業譲渡しており、*1 同社のサービス利用者への影響は特にない模様。
*1:【事業譲受に関するお知らせ】株式会社シネマプラスの一部事業譲受(2020年8月1日、ソリューションアライブ株式会社、PDF文書)
■関連リンク
Beacon対応の高機能店舗アプリ簡単構築【BeeBea(ビィビィ)】
http://www.beebea.jp/
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