大和ハウス工業、広島西飛行場跡地に中四国最大の物流施設を着工 2021年11月に竣工予定

大和ハウス工業【1925】は6月1日、広島市の広島西飛行場跡地に開発される産業団地「広島イノベーション・テクノ・ポート」内において、中国・四国地域最大規模の物流施設「DPL広島観音」を着工した。総事業費は約180億円で、2021年11月30日に竣工を予定しているという。

DPL広島観音

「DPL広島観音」は地上5階建てで、1フロアあたりの面積が約1.9万㎡(1フロア当たりの賃貸面積1.3万㎡)、延床面積が約9.6万㎡(「MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島」の約2.7倍)と、ともに中国・四国地域最大の物流施設。最大10社(各階2社)のテナント企業が入居可能で、45フィート(約13.7m)トラックが最大32台接車可能なトラックバースや、各階に直接乗り入れることができるらせん状のランプウェイを設置するため、荷捌きなどの作業効率を向上できるという。

立地面についても山陽自動車道路「五日市インターチェンジ」と「廿日市インターチェンジ」から約10kmと近接しているほか、広島港から約3kmに位置しているため、化学工業品や金属などの海運輸送を中心とする企業にも対応できるという。また、広島市中心部から約5kmに位置しているため、職住近接の就労環境も整っているとしている。

■建物概要
名称:「DPL広島観音」
所在地:広島県広島市西区観音新町4丁目2874番165 他4筆 工業団地「広島イノベーション・テクノ・ポート」内
交通:山陽自動車道路「五日市インターチェンジ」および「廿日市インターチェンジ」から約10km
敷地面積:39,551.75㎡
延床面積:96,558.52㎡
構造・規模:鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造 5階建て
設計・施工:株式会社フジタ
着工日:2020年6月1日
竣工日:2021年11月30日(予定)
総事業費:約180億円
お客さまお問い合わせ先:
大和ハウス工業株式会社広島支社建築事業部
TEL:082-501-3454

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