オムロン ヘルスケア株式会社(京都府向日市)は5月19日、新型コロナウイルス感染拡大防止のための施策などによるグローバル規模での日常における検温需要の高まりに対応するため、電子体温計の生産体制を強化すると発表した。国内向けの商品供給を目的としたもので、2020年10月から国内の生産拠点である松阪工場で生産ラインを増設するとしている。
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増産する電子体温計MC-687 |
同社はこれまでも検温需要の高まりに対応するため、オムロン大連(中国大連市)での電子体温計の増産を行い、商品供給量を拡大してきたが、現在でもグローバル規模での検温需要が拡大し続けており、今後もこの傾向が継続することが見込まれることから、現在は主に血圧計やネブライザなどを製造している松坂工場に、オムロン大連の生産ラインをベースに、安全性や耐久性、省人化、高速性を追求した生産ラインを構築するという。今回、増設するラインでは電子体温計の主力機種である「MC-687シリーズ」を生産し、年間で最大300万本を供給できるようになるとしている。
■電子体温計MC-687の特長
・音と光で検温終了をしっかりお知らせ
・約15秒のスピード検温
・予測検温と実測検温の両方に対応
・はさみやすく、ずれにくいフラット感温部
・大きな文字で測定結果が見やすい、大型表示画面
・電池交換可能
■関連リンク
電子体温計 MC-687 けんおんくん|商品情報 | オムロン ヘルスケア
https://www.healthcare.omron.co.jp/product/mc/mc-687.html
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