熊本県人吉市の贈答品販売「合名会社すみや」に破産開始決定 近年はふるさと納税の返礼品としてジビエ製品を企画

官報（第28号）によると、熊本県人吉市の「合名会社すみや」（代表社員：原田 英一）は6月5日、熊本地方裁判所人吉支部から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は令和元年（フ）第19号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和元年9月6日午前10時、破産管財人には蓑田啓悟弁護士（みのだ法律事務所、熊本県人吉市西間下町132-1 第2サンマリーンビル2階、電話：0966-28-3744）が選任されている。

同社は「暮しのデパートすみや」の屋号で事業を展開する贈答品・記念品の企画・販売業者。ギフト販売大手シャディの有人店舗「サラダ館 すみや」として贈答品の販売を行っていた。近年は、ふるさと納税の高まりもあり、球磨地方の狩猟で得られた鹿肉を使用したジビエ製品「じびンナー」を企画し、熊本県球磨郡五木村のふるさと納税の返礼品として販売するほか、通信販売も行っていた。

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