愛媛県大洲市の製麺・製パン業「株式会社中村食品」に破産開始決定

官報（第28号）によると、愛媛県大洲市の「株式会社中村食品」（代表取締役：中野 亮）は6月5日、松山地方裁判所大洲支部から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は令和元年（フ）第17号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和元年9月6日午後1時30分、破産管財人には越智顕洋弁護士（一番町法律事務所、愛媛県松山市一番町2-5-20 藤倉ビル2階、電話：089-961-1447）が選任されている。

同社は1946年に中野里吉食料品店として創業し、1951年に有限会社中野製粉所として法人化した食品製造・販売業者。生めんタイプのインスタント麺各種を製造・販売するほか、「CHAMBORD（シャンボール）」の屋号でベーカリーを開店し、パンやケーキ、アイスクリームなどを製造・販売していた。同店においては喫茶店としての営業も行っていたという。

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