同社は1993年4月に総合建設業「大藤工務店」の関連会社として設立された住宅建設業者。同県北勢地域を中心に健康住宅やローコスト住宅を手掛け、地元の社会人サッカークラブのスポンサーとなり、「マインドハウス四日市」にクラブ名を変更(現:TSV1973四日市)するなどしたため、地元では一定の知名度を有し、2019年9月期には約6億1300万円の年間売上高を計上していた。
しかし、大手ハウスメーカーによるローコスト商品展開や同業他社との競争激化により業績が悪化。構造材の主要部分に自然乾燥したヒノキを使用していたことからコストダウンにも限界があり、直近は6期連続で赤字となるなど、債務超過となっていたという。
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