東京都練馬区の医理化学機器・実験動物用機器メーカー「株式会社イシハラ」に破産開始決定

官報(第24号)によると、東京都練馬区関町南の「株式会社イシハラ」(代表取締役:石原 智一)は5月28日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は令和元年(フ)第3553号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和元年9月5日午前10時、破産債権の届出期間は6月25日迄となっている。また、破産管財人には須崎利泰弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所、東京都中央区八重洲2-8-7 福岡ビル9階、電話:03-3273-2600)が選任されている。

同社は1982年2月に設立された医理化学機器・実験動物用機器メーカー。実験動物の糞尿等の汚物処理を自動化できる自動水洗飼育機や微生物などを取り扱う施設に欠かせないオートクレーブ、病理解剖台などを製造・販売する会社で、国立感染症研究所や理化学研究所など、国内有数の研究機関や大学、製薬会社などを対象に営業を展開していた。しかし、京都大学霊長類研究所(愛知県犬山市)及び附属施設「京都大学野生動物研究センター熊本サンクチュアリ」(熊本県宇土市)の飼育研究施設の設置工事の一般競争入札において赤字が発生する額面での落札したこと、またこの落札についての赤字補填を求めた損害賠償請求訴訟の敗訴が2017年11月に確定したことにより億単位での赤字が発生していた。

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