大阪市東淀川区のパン製造小売業「コペンハーベスト株式会社」に破産開始決定 旧社から事業承継も売上回復ならず

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信用調査大手の帝国データバンク及び官報(令和元年6月26日 号外第49号)によると、大阪市東淀川区菅原の「コペンハーベスト株式会社」(代表取締役:牛島 僚成)は6月12日、大阪地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は令和元年(フ)第2405号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和元年9月18日午後2時、破産管財人には坂下泰啓弁護士(弁護士法人レゾナンス、大阪市北区西天満4-6-3 ヴェール中之島北10階、電話:06-6360-4730 )が選任されている。負債額は約1億円とのこと。

同社は2018年5月に旧コペンハーベスト社(株式会社CH、1989年8月設立、2019年4月5日に特別清算開始決定)からの会社分割により設立されたパン製造小売業者。旧社の事業の一部を承継し、手作りパンの店「Copenharvest(コペンハーベスト)」の屋号で直営店18店舗を運営。一部店舗では喫茶店としての営業も行っていた。

しかし、コンビニエンスストアなどで販売される食パン・菓子パンの品質向上などにより事業承継後も売り上げは伸び悩み、不採算店の閉鎖など収益改善を図っていたものの奏功せず、資金繰りが悪化。4月7日には全店舗で休業する事態となり、同月11日に事業を停止していた。


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