福井県敦賀市の元ゴルフ場経営「若狭観光開発株式会社」が解散 敦賀国際ゴルフ倶楽部の旧経営会社

官報（平成31年2月25日 号外第35号）によると、福井県敦賀市の「若狭観光開発株式会社」（代表清算人：松木幹男）は2月25日、法人を解散したことを発表した。

同社は1961年に設立され、1962年に事業を開始した元ゴルフ場経営会社。福井県敦賀市に所在するゴルフ場「敦賀国際ゴルフ倶楽部」を経営し、1990年代には約7万人の年間来場者を誇る北陸地方有数のゴルフコースとして知られていたが、ゴルフブームの一巡による集客力の低下や2011年に発生した東日本大震災による福島第一原発事故により原子力規制が強まったことなどから原子力発電所の従事者が敦賀市内から引き揚げたことなどから赤字転落。また、借入金や預託金返還請求が重荷となり、資金繰りが逼迫したことから2015年12月に大阪地裁に民事再生法の適用を申請し、経営破綻していた。

なお、同社が経営していた敦賀国際ゴルフ倶楽部については、ゴルフ場の運営受託等を事業とする株式会社ティアンドケイ（東京都港区）に経営を移譲しており、現在も会員・ビジターとも問題なくプレーすることが可能だという。

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■関連リンク
敦賀国際ゴルフ倶楽部
http://www.tsurugagolf.co.jp/index.html