官報(第7484号)によると、岐阜県高山市の「有限会社旅館岐山」(代表取締役:下野 瞭夫)は3月22日、岐阜地方裁判所高山支部から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成31年(フ)第2号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和元年7月1日午後1時30分、破産管財人には飯田洋弁護士(飯田洋法律事務所、岐阜県高山市上岡本町4-218-3 ILOビル2階、電話:0577-32-7206)が選任されている。
同社は1971年に開業した「和風旅館 岐山」の経営会社。同旅館は奥飛騨温泉郷を構成する5つの温泉のうち、新平湯温泉の温泉街に所在し、1989年の改装を経て、全24室・収容人数120人の規模で運営されていた。温泉は循環加水で、昔ながらの囲炉裏と四季折々の会席料理を売りとしていた。なお、同旅館は2018年に旅館・ホテルの運営受託・コンサルタントを展開する株式会社女将塾(東京都豊島区)が取得し、客室などの改装工事を経て、「新平湯温泉 旅館岐山」としてリニューアルオープンしており、今回の事態の影響はない模様。
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