茨城県龍ケ崎市の産業用機械器具製造業「株式会社セキ製作所」に破産開始決定 寿司ロボットを展開

官報(第7486号)によると茨城県龍ケ崎市の「株式会社セキ製作所」(代表取締役:関 裕児)は4月1日、水戸地方裁判所龍ケ崎支部から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成31年(フ)第37号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和元年6月28日午前11時、破産管財人には唐津悠輔弁護士(唐津法律事務所、茨城県取手市取手2-10-15 ナガタニビル3階、電話:0297-86-6444)が選任されている。負債総額は東京商工リサーチによると約2億7000万円。

同社は1965年に創業し、1984年に法人改組した産業用機械器具製造業者。接着剤自動充填装置や工作機械、試験機の開発・製作を主力事業としていたが、水海道市に所在し、のり巻き機を製造していた上野ワークスからの持ち込み企画から回転寿司店向けに寿司ロボットを開発。上野ワークスの「握りの鉄人」ブランドで製品展開していたが、2001年に台湾から全自動寿司ロボットを受注したことから自社ブランドとして製品展開を開始。「伊達丸」「金太郎丸」「忍者丸」などを製品展開し、回転寿司店だけでなく、スーパーやデパートの寿司コーナーなどでも採用されていた。


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