山梨県中巨摩郡の木造注文住宅メーカー「株式会社サンワホーム」が解散 2009年に経営破綻、事業はもりぞうに譲渡

信用調査大手の東京商工リサーチ及び官報（平成31年3月4日 号外第40号）によると、山梨県中巨摩郡昭和町の「株式会社サンワホーム」（代表清算人：遠藤 和彦）は3月4日、法人を解散したと発表した。

同社は1923年に創業し、1988年3月に法人改組した木造注文住宅メーカー。高級木材「木曾檜」にこだわりを持ち、外張り断熱工法やハイブリッドエアシステムなどを駆使した無暖房住宅を展開。1999年頃から事業規模を急激に拡大させ、全国19都県に展開し、2003年10月期には年間売上高が約250億円超となっていた。しかしその後は市況低迷や大手ハウスメーカーとの競争激化により減収傾向となり、支店閉鎖など事業縮小を実施。2008年10月期には年間売上高が約92億円にまで減少し、債務超過となったため、約40億円の負債を抱えて2009年11月18日に東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請する事態となっていた。その後、スポンサー企業となった株式会社もりぞう（東京都千代田区、現在はレオパレス21【8848】の関連会社）に事業を譲渡していた。




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株式会社もりぞう
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