大分県佐伯市の元ホテル経営「株式会社湊商事」に特別清算開始決定 ホテル「ホテル金水苑」の旧経営会社

官報(第7455号)によると、大分県佐伯市の「株式会社湊商事」(代表清算人:青柳由香利)は2月12日、大分地方裁判所佐伯支部から特別清算の開始決定を受けた。大分合同新聞の報道*1 によると、負債額は約7億4000万円とのこと。

同社は1966年10月に創業した元ホテル経営会社。チャペル・結婚式場や宴会場、日本料理店などを敷地内に持つ同市内では最大規模のホテル「ホテル金水苑」を経営し、近隣に婚礼施設などが少なかったこともあり、ピーク時には年間売上高が10億円に達する年もあったという。

しかし、近年は婚礼事業のニーズが近隣市の会場に奪われたほか、佐伯駅前にルートインホテルズのビジネスホテルが開業するなど主力事業においても競争が激化したことから2018年3月期の年間売上高は約3億円にまで減少。この事態を受け、事業譲渡先を探していたところ、大分市に本社を置き、運送・ホテル・冠婚葬祭業を展開するヤクシングループが新会社を設立して社員らを再雇用する方針を表明したことから、2018年8月1日付で同社保有の不動産を譲渡するとともに、商号を現商号に変更し、清算処理に移行していた。

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*1金水苑旧運営会社 特別清算を開始 負債額7億4千万円(大分合同新聞、2019年2月27日)

■関連リンク
ホテル金水苑
https://hkse.jp/

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