同社は2006年6月に設立されたカルチャースクールの運営会社。「悦文カルチャーサービス」の屋号で、東京のほか名古屋、大阪、福岡に拠点を置き、着物の着付けやお茶の入門スクール、各種の作法についてのカルチャースクールを運営。月1500円、3ヶ月で着付けの習得が出来ることを売りにしており、着付け教室に参加した生徒を対象に呉服や関連書籍の販売を行っていたが、教室参加者の拡大を目的とした自社主催のイベントの集客が想定を下回るなど、余裕のない経営状況にあったという。
このようななか、2018年1月に経営破綻した「はれのひ」問題による呉服業界のイメージダウンや天候不順による着付け教室の開催数減少から売上が激減。2018年12月末の支払いが不能となったことから事業を停止し、今回の事態となったという。
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