名古屋市熱田区のゲームセンター経営「株式会社エッグボックス」に破産開始決定 近畿圏などで「VIVACE」を展開

信用調査大手の帝国データバンク及び官報(第7452号)によると、名古屋市熱田区旗屋の「株式会社エッグボックス」(代表取締役:宮地 俊二)は2月8日、名古屋地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成31年(フ)第185号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和元年5月15日午後2時30分、破産管財人には井上裕介弁護士(井上法律事務所、愛知県名古屋市中区丸の内2-17-3 丸の内T・Sビル8階、電話:052-220-7088)が選任されている。負債額は1月7日に事業停止時点で債権者約120名に対し約7億3000万円。

同社は1980年12月に株式会社大王振興として設立されたアミューズメント施設運営会社。近畿圏を中心に「VIVACE(ビバーチ)」の屋号でゲームセンターを展開。1985年に当時のセガ・エンタープライゼス(現:セガゲームス)と資本提携し、2006年4月にMBOにより独立するまでセガサミーグループの一員として事業を展開し、2009年3月期には約16億6400万円の年間売上高を計上していた。

しかし近年は、スマートフォン向けゲーム市場の規模拡大により来客数は減少し、2018年3月期の年間売上高は約7億3000万円にまで縮小。この間、不採算店の閉鎖コストなどから2016年3月期以降は赤字計上を余儀なくされていたほか、年商規模に匹敵する借入が負担となっていた。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
龍が如く5 夢、叶えし者
価格:3791円(税込、送料無料) (2019/5/3時点)

コメントを投稿

コメントを投稿

削除申請等の場合は本人確認が可能な個人情報の入力が必要です。匿名での申請は受け付けておりません。

Powered by Blogger.