同社は1980年12月に株式会社大王振興として設立されたアミューズメント施設運営会社。近畿圏を中心に「VIVACE(ビバーチ)」の屋号でゲームセンターを展開。1985年に当時のセガ・エンタープライゼス(現:セガゲームス)と資本提携し、2006年4月にMBOにより独立するまでセガサミーグループの一員として事業を展開し、2009年3月期には約16億6400万円の年間売上高を計上していた。
しかし近年は、スマートフォン向けゲーム市場の規模拡大により来客数は減少し、2018年3月期の年間売上高は約7億3000万円にまで縮小。この間、不採算店の閉鎖コストなどから2016年3月期以降は赤字計上を余儀なくされていたほか、年商規模に匹敵する借入が負担となっていた。
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