ディー・エル・マーケット、デジタルコンテンツのダウンロード販売サイト「DLmarket」を6月28日でサービス終了へ

ディー・エル・マーケット株式会社（東京都渋谷区）は3月25日、外部からの不正アクセスを受けサービスを休止していたデジタルコンテンツのダウンロード販売サイト「DLmarket」及び姉妹サイトとして運営されていた画像・イラスト素材販売サイト「ビズクリ」のサービスを2019年6月28日で終了すると発表した。購入したコンテンツの再ダウンロードなどは専用フォームから問い合わせるようアナウンスしている。

「DLmarket」は2006年にサービスを開始したデジタルコンテンツの販売マーケットプレイスで、電子書籍や情報商材、音楽、ソフトウェアなど多岐にわたるコンテンツの販売を行っていた。2014年にはオンデマンド製本に対応したほか、オールアバウト【2454】の傘下となった後も2016年6月に講談社コミックの配信を開始するなど、業容を拡大させていた。

しかし、2018年10月に不正アクセスによりクレジットカード情報などの会員情報が外部流出した可能性があることが判明し、サービスを休止。再発防止策を講じるため、外部専門機関によるフォレンジック調査を実施するなど、システムの調査およびセキュリティ強化の検討を行っていた。しかし、調査・検討の結果、システムを抜本的に作り直す必要があることが判明し、開発が長期に亘ることや、市場環境の変化などから開発・サービス提供を断念したとしている。



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https://www.dlmarket.jp/