名古屋市港区の民間車検会社「株式会社ノバタ自工」に破産開始決定 KYBの指定工場として特装車輌の部品販売も

官報(第7411号)によると、名古屋市港区の「株式会社ノバタ自工」(代表取締役:野畑和宏)および関連会社の「株式会社ノバタ商事」(同所、同代表)は12月6日、名古屋地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成30年(フ)第2076号、第2077号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成31年3月12日午前11時40分、破産債権の届出期間は平成31年1月8日迄となっている。また、破産管財人には佐藤昌巳弁護士(佐藤綜合法律事務所、愛知県名古屋市中区丸の内3-14-32 丸の内3丁目ビル3階、電話:052-218-3721)が選任されている。負債総額は2社合計で約1.5億円とのこと。

ノバタ自工は1968年3月に「野畑自動車」として創業し、1972年に「野畑自動車株式会社」として法人化した民間車検事業会社。1975年に株式会社カヤバ工業(現:KYB株式会社)の指定工場の認定を受けるなどミキサー車や大型車輌の点検・修理においては高い技術力を持っていたほか、関連事業として新車・中古車特装車輌の買取・販売・リースや特装車輌部品の販売を行っていた。関連のノバタ商事は1982年4月に設立された同社の商事部門会社として、不動産賃貸事業などを展開していたが、2011年に両社の事業統合により、現在は休眠会社となっていた模様。


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