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同社は2015年2月に創業した就労継続支援A型事業所。一般社団法人「あじさいの輪」(2017年7月に経営破綻)の関連企業で、障害者約130人を雇用し、コインランドリーのメンテナンス作業のほか、漬物の製造などを事業として展開していた。しかし、実際には事業収益だけでは経営が成立しておらず、公的補助によって経営を維持している状態だった。そのような中、厚生労働省による障害福祉サービス等報酬の改定が行われたため経営が悪化し、2017年9月に民事再生法の適用を申請、2018年7月に民事再生計画の認可を受けていた。
しかし、同年9月に同社役員が障碍者の労働時間の水増しにより助成金を不正受給していたとして詐欺容疑で逮捕されたことから信用が失墜。12月に事業所を廃止するとして11月には雇用者に解雇を通知していたが、再就職先のあっせんが不十分だとして倉敷市から障害者総合支援法に基づく勧告を受けていた。なおその後、勧告を受けても解雇する障碍者の受入先を探す責務を十分に果たさなかったとして、倉敷市から障害者総合支援法に基づく事業所の指定取り消し処分を受けている。
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