埼玉県北本市の健康管理機器メーカー「株式会社エア・テクノロジーズ」に破産開始決定 エア・ウィンズに全事業を譲渡

官報(第7422号)によると、埼玉県北本市(登記簿上の本店所在地:埼玉県熊谷市)の「株式会社エア・テクノロジーズ」(代表取締役:前野英樹)は2018年12月20日、さいたま地方裁判所熊谷支部から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成30年(フ)第373号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成31年3月19日午後3時40分、破産管財人には石井智章弁護士(石井法律事務所、埼玉県熊谷市本町2-136 ワンチビル2階、電話:048-501-7665)が選任されている。

同社は2006年5月に設立された健康管理機器メーカー。高気圧酸素治療に用いられ、「ベッカム酸素」との別称のある「高圧酸素カプセル」という健康管理機器の開発メーカーで、金属や樹脂を用いたハード型酸素カプセルを国内で最初に開発するなど、業界では国内メーカーで唯一、特許権を取得しているなどパイオニア的な存在だったという。今回の事態は「株式会社エア・ウィンズ」(埼玉県北本市、代表取締役:福田直勝)に全事業と知的財産を譲渡したことに伴うもので、製品の研究開発・製造・販売・メンテナンス等はエア・ウィンズ社により継続して行われているという。


■関連リンク
株式会社エア・ウィンズ
https://www.airwins.jp/

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