東京都渋谷区の女性向け人材サービス業「株式会社ヴィーナス・ブラスト」に破産開始決定

官報（第7411号）によると、東京都渋谷区恵比寿の「株式会社ヴィーナス・ブラスト」（代表取締役：岩本竜一郎）は12月6日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成30年（フ）第9106号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成31年3月14日午後2時30分、破産債権の届出期間は平成31年1月4日までとなっている。また、破産管財人には小笹勝章弁護士（笠井総合法律事務所、東京都中央区銀座3-11-18 真帆ビル5階、電話：03-3546-2033）が選任されている。

同社は2009年4月に設立された人材派遣業者。「すべての女性に経済力を。」を理念とし、事務処理能力やIT関連の技術力を持つ女性に特化した人材派遣事業を主力事業として展開するほか、「IT×女性」をテーマとする業務改善やデジタル技術に関するコンサルティングを展開していた。また、2016年には第三者品質保証業務を開始するなど、業容を拡大しており、2017年12月期には約5億円の年間売上高を計上していた。