東京都千代田区の航空運送業「株式会社エア・リージョナル・ジャパン」に破産開始決定

信用調査大手の東京商工リサーチによると、東京都千代田区平河町の「株式会社エア・リージョナル・ジャパン」（代表取締役：平賀清一）は12月26日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には横澤康平弁護士（長野国助法律事務所、東京都港区赤坂3-2-12 赤坂ノアビル7階、電話：03-3587-2511）が選任されている。負債額については現在調査中とのこと。

同社は2017年11月に設立された航空運送業者。成田国際空港・関西国際空港から航空路線網が十分に開設されていない日本海側各地への地域路線への就航を目的として設立された会社で、両空港と東北地方の日本海側エリアを結ぶ路線の2020年7月以降の開設に向けて航空局、地方自治体などと調整を進めていた。機体は最新鋭のターボプロップ機「ATR 72-600」を使用するとして、航空機メーカーとの調整も進めていたという。設立以降、同社は資本増強を進めていたが関係者との調整が進展しなかったため、事業の継続が困難となったことから今回の措置となったという。

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