東京都練馬区のアニメーション制作「株式会社drop」が弁護士一任 1話10分以内の短編アニメ作品を制作

信用調査大手の東京商工リサーチによると、東京都練馬区の「株式会社drop」(代表取締役:萩原猛)は8月24日、事業を停止し、事後処理を坂井田大洋弁護士(中村・安藤法律事務所、東京都中央区日本橋室町4-1-21 近三ビルヂング4階A室、電話:03-6262-5588)に一任した。負債額は現在調査中という。

同社は2004年8月に設立された映像制作会社。ゆず、Pefume、SEKAI NO OWARIなどのミュージックビデオや各種CMのアニメーションパートを手掛け、2009年7月期には約2億2000万円の年間売上高を計上していた。その後は業容を拡大させ、TVアニメーションの制作を開始。中国のオンラインゲームをアニメ化した『GLAMOROUS HEROES(グラマラスヒーローズ)』や同名のオンライン小説をアニメ化した『クリオネの灯り』など、主に10分枠の短編アニメの制作を行っていた。

しかし、近年のアニメ制作の技術向上に伴う他作品の作画品質と比較すると低品質との評価は否めず、結果的に売上は減少傾向で推移。さらに人件費などが経営を圧迫し、低調な利益から債務超過に陥っていたという。

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