同サイトは、化膿性汗腺炎の患者や関係者がについて情報を得ることを目的とした情報サイトで、疾患の認知が向上し、ひいては化膿性汗腺炎の早期診断・治療により、患者さんのQOLの向上につながることを目指しているという。また、同サイトの監修は日本大学医学部 皮膚科学系 皮膚科学分野 教授の照井正 氏が行っているという。
化膿性汗腺炎は、海外では1%の有病率とされ、青年期に発症し重症化すると日常の活動や就業困難になることもあり、QOLを著しく障害する皮膚疾患。確定診断に至るまで平均7年かかるとされ、確定診断までに受診する医師も平均約4人との報告があるという。日本では稀に「臀部慢性膿皮症」として診断治療が行われる程度で、疾患名や疾患概念が十分に浸透しておらず、適応をもつ治療薬がないことも大きな課題となっている。一方、生物学的製剤の登場後、発症にTNF-αなどの炎症性サイトカインが関与していることなど、病態が解明されつつあり、関連学会などでもその知識が新たにされているという。
■関連リンク
繰り返す痛いおでき.com
http://kurikaesuitaiodeki.com/
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