現在、一部の運輸系企業では運転手の睡眠状況管理を口頭で行うことになっているが、現状では運転手が自身の睡眠時間を把握・記憶できていないことや、日給月給制の会社などの場合は虚偽報告が行われうる様子も散見されるように、口頭管理のみでは「睡眠不足に起因する事故防止」の根本的な対策になっていない現状があるという。
しかし、同社が提供する「O:SLEEP」を用いることにより「客観的な睡眠状態把握」が可能となるため、公的な規制に対して目先の対策で終わることなく、具体的な対策までを早朝から行い、現場に「睡眠の重要性」「睡眠と事故の関係」を啓発することで、事故防につながる可能性が高まるとしている。
なお、同社が提供する「O:SLEEP」は認知行動療法や睡眠衛生学を活用した企業向けサービスとして、精神科医・和田真孝(日本睡眠学会)と開発され、株式会社三菱総合研究所との実証実験を経て2018年3月18日(睡眠の日)から提供を開始したもので、iOSアプリとブラウザサービスによる連携サービスとなっている。前者で従業員に睡眠コーチングを実施し、後者ではアプリから取得したデータを基に、生産性の低下度合・損失コストを可視化し、組織の問題点/改善点を抽出することで企業を支援するものとなっているという。
■関連リンク
O:Inc.
http://o-inc.jp/
O: SLEEP on the App Store
https://itunes.apple.com/us/app/o-sleep/id1332693014?mt=8
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