今回の買収は「第二の創業」として仮想通貨やブロックチェーンについて研究や事業参入を計画していたマネックスグループ側と、2018年1月に発生した仮想通貨「NEM」の不正アクセスによる大量流出で信用が低下し、経営管理体制の強化に迫られていたコインチェック側の思惑が一致した形。今後、マネックスグループの経営管理やシステムリスク管理のノウハウや人材、顧客資産保護の体制を最大限に活用することにより、顧客が安心して利用できる、社会的に有用な仮想通貨交換業者として成長できるようサポートしていくとしている。
なお、コインチェックは同日、仮想通貨取引サービス「Coincheck」において、仮想通貨「オーガー(REP)」「DASH」「ジーキャッシュ(ZEC)」の出金および売却を再開したと発表している。なお、同仮想通貨の入金・購入については引き続き停止したまま、体制整備の見通しがつき次第、顧客に通知するという。
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