阪急阪神エクスプレス、阪急阪神成田カーゴターミナルの機能を成田空港隣接地に西濃運輸が建設する倉庫に移転へ

阪急阪神ホールディングス【9042】の連結子会社で国際貨物運送を展開する阪急阪神エクスプレス株式会社(大阪市北区)はセイノーホールディングス【9076】との資本業務提携にともない、西濃運輸株式会社(岐阜県大垣市)が成田空港に隣接する成田市三里塚地区に建設する新たな物流倉庫に、来年初夏を目途に、阪急阪神成田カーゴターミナル(千葉県山武郡芝山町)で現在行っている機能を移転し、物流機能を集約すると発表した。

新倉庫は、約79,521平方メートルの敷地内に管理棟・トラックターミナル・倉庫棟の3施設を有しており、同社はテナントとして倉庫棟を賃借し、1階を輸出入貨物のクロスドック倉庫、2階の一部をロジスティクス・センターとして運用することを想定しているという。また、西濃運輸トラックターミナル隣接の立地は、集荷配送のリードタイム、利便性、輸送品質面で大きなアドバンテージがあるため、顧客に対して両社の強みを活かした最適な物流ソリューションを提供することができるとしている。

■移転先倉庫の施設概要
1階:荷捌場、冷蔵庫、冷凍庫 14,209.52 平方メートル(4,298.38 坪)
2階:物流倉庫 12,444.32平方メートル(3,764.41 坪)※何れも総床面積
所在地:千葉県成田市三里塚字宮園21-2

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