同社のLEDドライバは「NanoDriver」とも呼称される、100V入力で8~24Wの低フリッカが要求されるLED回路を駆動する超小型デバイスで、同社の特許技術「Acrich」が用いられている。同製品は日本向けとして100V入力に対応しており、13.5mm x 13.5mm x 1.424mmの小型パッケージで提供されるという。両バージョンとも、100VのAC電源で動作し、ブリッジダイオード、ブリードドライバ、MOSFET、アナログ調光制御回路を内蔵。入力電圧の正弦波のピークで電解コンデンサが充電され、そのエネルギーは、正弦波の谷間でLEDの駆動に使われるため、DC並みの安定した光束を提供し、リップルは非常に小さくなっているという。
また、同デバイスは最大で3000ルーメンの照明器具の制御が行える設計となっており、コンバータと制御回路を1つにまとめることができるため、基板上にも光源を配置可能となっており、器具全体や設置用プレートのサイズを縮小することができるという。このため、同社ではスペースの関係上、これまでLED化が困難であったミニシーリングライト、壁掛け灯(Wall Sconce)、バニティランプ、ダウンライトなどの小型・超小型の照明器具に適しているとしている。
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