電通、AZ-Prologを採用した日本語AIの自然対話サービス「Kiku-Hana(キクハナ)」の提供を開始

電通【4324】は3月22日、同社のAIの活用を社内外で推進する統括プロジェクト「AI MIRAI」の活動の一環として開発した日本語AIの自然対話サービス「Kiku-Hana(キクハナ)」のサービス提供を開始した。

同サービスは従来、コミュニケーションレベルの精度の低さがネックとなっていたAIチャットボットサービスの課題をクリアするため、自然言語解析や理解、推論などに最適とされる論理型プログラミング言語「AZ-Prolog™」*1を採用。これまで難しいとされてきた「日本語の意味」を解析することで、ユーザーが求める人間的な会話、情報提供を可能にしているという。このうち「聞く」部分については、独自の言語処理システムによりユーザーの言葉の真意を把握させており、「話す」部分については、同社の「AIクリエーターズクラブ」と連携することにより、真意を踏まえた適切な会話フローの設計力と、同社が培ってきたコミュニケーションデザインやコピーライティングなどの表現力を生かすことで、洗練された会話やキャラクター付けされた返答を実現しているという。

これにより、例えば、キャラクターを活用したチャットボットやコールセンターでのユーザーとの会話、AIスピーカー、コネクテッドカーや家庭用ロボットなど、さまざまなシーンでの自動対応によるコミュニケーションが可能になるとしている。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
実践フェーズに突入 最強のAI活用術 [ 野村 直之 ]
価格:2376円(税込、送料無料) (2018/3/28時点)

*1:AZ-Prolog™はSOFNEC Co., Ltd. の商標です。

■関連リンク
Kiku-Hana | 聞く・話す・AI
https://www.kiku-hana.jp/

コメントを投稿

コメントを投稿

削除申請等の場合は本人確認が可能な個人情報の入力が必要です。匿名での申請は受け付けておりません。

Powered by Blogger.