同社のリリースによると、特許を取得した技術は「携帯電話等の端末を使用しPBX(構内交換機)からの折り返し電話を応用して会社電話番号より電話発信する」技術で、V字発信命令を受信したシステムはPBXからユーザの端末に発信し、その呼の応答を検知した後、発信先電話番号へ呼を接続することにより発信先へ「会社電話番号を使用」とした電話発信を実現するという。
この技術を用いたシステムでは、従来の類似技術では解決できなかった、BYOD運用の場合に通話料金の公私分計が困難だったことや個人携帯番号が発信先に公開されてしまうこと、通常の携帯電話では外出先から会社電話番号を使用した発信ができないといった課題を解決している上、携帯電話番号を通知することなく発信可能かつ、通話料金の課金がなされないことといったメリットがあるとしている。
NEC
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