トランス・アーキテクト、「V字発信システム及びプログラム」に関する日本国特許を取得

株式会社トランス・アーキテクト(東京都港区)は3月20日、独自に発明した「V字発信システム及びプログラム」に関する日本国特許を取得したことを発表した。特許番号は特許第6298572号、出願番号は特願2017-213966となっている。同技術は現在、NEC UNIVERGE Aspire UX/SV9300/SV9500(NECプラットフォームズ)と連携する同社開発のオフィスCTIシステム「Extension Power」の「リングコール発信」機能で使用されているという。

同社のリリースによると、特許を取得した技術は「携帯電話等の端末を使用しPBX(構内交換機)からの折り返し電話を応用して会社電話番号より電話発信する」技術で、V字発信命令を受信したシステムはPBXからユーザの端末に発信し、その呼の応答を検知した後、発信先電話番号へ呼を接続することにより発信先へ「会社電話番号を使用」とした電話発信を実現するという。

この技術を用いたシステムでは、従来の類似技術では解決できなかった、BYOD運用の場合に通話料金の公私分計が困難だったことや個人携帯番号が発信先に公開されてしまうこと、通常の携帯電話では外出先から会社電話番号を使用した発信ができないといった課題を解決している上、携帯電話番号を通知することなく発信可能かつ、通話料金の課金がなされないことといったメリットがあるとしている。


■関連リンク
Extension Power
https://extpwr.transa.co.jp/ja/

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