花の定期便「Bloomee LIFE」運営のCrunch Styleが総額１億円の第三者割当増資を実施 ４月にはニッセンとの協業も開始

花の定期便「Bloomee LIFE」を運営する株式会社Crunch Style(東京都品川区）は3月19日、シリーズ A ラウンドにおいてKVPシード・イノベーション1号投資事業有限責任組合(KLab Venture Partners株式会社)、朝日メディアグループファンド１号投資事業有限責任組合（朝日メディアラボベンチャーズ株式会社）、既存株主のSocialEntrepreneur２投資事業有限責任組合(PE&HR株式会社)から総額１億円の第三者割当増資を実施したと発表した。

同社が展開する花のサブスクリプションサービス「Bloomee LIFE」は毎月500円・800円・1200円を支払うことで、毎週異なる花屋からアレンジフラワーが届くサービス。ユーザーの流入はInstagramからのクチコミで、毎週のようにユーザーがインスタグラムに投稿してくれるため、ユーザーが増加し続けており、サービス開始から1年半ほどで有料会員が6,500人を突破するなど右肩上がりで成長しているという。今回の第三者割当増資で調達した資金はユーザーごとに好きな花屋を選択できるカスタマイズ機能のリリースや、ユーザーの嗜好性のデータ化費用に充てるとしており、今後、D2C（Direct To Consumer）での展開を目指すとしている。

また、同社は今年2月に実施された日本政策投資銀行（DBJ）主催の京都オープンアクセラレーターを通じて、株式会社ニッセン(京都市南区)との協業を4月から開始するという。当初は検証実験としてニッセンから同社サービスへの送客を実施し、消費者の生活を豊かにするサービスの展開や、社会に役立つプレゼント需要の創出などの新規事業化への展開を行っていくとしている。

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