東京都中央区のゴルフ場経営「上毛森林都市株式会社」に破産開始決定 上毛森林カントリー倶楽部を運営

信用調査大手の東京商工リサーチによると、東京都中央区八重洲の「上毛森林都市株式会社」（代表取締役：伊藤恭道）は2月14日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には曽我幸男弁護士（河野・川村・曽我法律事務所、東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー9階、電話：03-3431-1100）が選任されている。負債総額は債権者は1077名（うち預託金債権者1020名）に対して26億9415万円とのこと。

同社は1972年12月に設立されたゴルフ場の経営会社。1976年8月に群馬県吾妻郡に「上毛森林カントリー倶楽部」（18ホール・6793ヤード・パー72）を開業し、過去には「KOSE・JUNON女子オープン」（1978～1993年）の会場として使用されるなど、一定の知名度を有し、バブル期には約20億円の年間売上高を計上していたが、バブル崩壊以後はゴルフ人口の減少などの影響で売上高が落ち込み、赤字を散発する事態となっていた。

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