新素材を配合した結果、近赤外線カット効果が約5倍に |
サンスター、堺化学工業と美容新素材「光プロテクトシールド」を共同開発
サンスター株式会社(大阪府高槻市)は14日、堺化学工業【4078】と共同で近赤外線カット効果が高い新素材「光プロテクトシールド」(ケラチン処理六角板状酸化亜鉛)を開発したと発表した。今後、両社は同素材のスキンケア用途での実用化を目指すとしている。
「光プロテクトシールド」は堺化学工業が開発・販売している機能性粉体「六角板状酸化亜鉛」の近赤外線カット効果の高い粒子サイズに着目し、その効果をさらに高める検討を両社で行った結果誕生した新素材。ケラチン(ヒトの毛髪や皮膚の角質層に含まれる繊維状タンパク質)で表面処理を施すことにより、従来の六角板状酸化亜鉛よりも近赤外線、ブルーライトを含む可視光をカットする効果が高められることが確認できたという。この新素材を、日焼け止め製剤(SPF50、PA++++)に配合したところ、配合しないものと比べて約5倍の近赤外線カット効果(800nm~1400nmの平均遮断率)を示したとしている。
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