同社は1928年に寺町電気店として創業し、1947年5月に法人改組した旧家電小売販売業者。愛媛県内において「四国電業」の屋号で家電量販店を経営するほか、1977年4月に電業CS株式会社(2006年2月に吸収合併)を設立した後は、「電業CS」の屋号で複数店舗を展開していた。しかし、ヤマダ電機やベスト電器、エディオン(当時はデオデオ)などの家電量販大手が進出すると苦戦を強いられ、店舗の統合などを進めていた。
その後、2006年3月にケーズホールディングス(当時はギガスケーズデンキ)と業務提携し、ケーズデンキのフランチャイズとして事業を展開していたが、経営を立て直すには至らず、2008年3月までに全店舗を閉鎖またはビッグ・エスに譲渡という事態となり、家電量販店事業からは撤退を余儀なくされていた。なお、官報に記載の住所は不動産賃貸業「愛電株式会社」の所在地となっている。
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