NHKの報道によると、警視庁サイバー犯罪対策課が18日、米Ripple Inc.が開発したインターネット上の仮想通貨「XRP(通称:リップル)」の売買を仲介する取引所サイト「Ripple Gateway(リップルゲートウェイ)」を運営していた「合同会社リップルトレードジャパン」(浜松市中区)の代表社員で、京都市山科区に住む竹中優樹容疑者を詐欺容疑で逮捕したことがわかった。
報道によると、同容疑者の容疑は2015年3月頃、会社が事実上破綻していたにもかかわらず顧客との取引を続け、宮城県の30代の男性から現金140万円をだましとったというもの。同社に関しては2015年3月、当時日本国内最大の取引所であった「Ripple Gateway」が入金は受け付けるものの、出金が不可能な状態になるとともに、連絡不通になったことが大きな話題となっていた。
リップルは現在、仮想通貨市場において時価総額がビットコイン、イーサリアムに次ぐ3位に位置する人気の仮想通貨で、最近ではSBIバーチャル・カレンシーズやGMOコインといった大手企業グループ会社が取扱いを開始するなど、国内でも需要が高まっているが、今回の報道を受けてか、やや値下がりが起きている模様。
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