同組合は1924年(大正13年)6月に関東大震災後の産業組合中央金庫を中心とする農林中央金庫の役職員の住宅復旧資金の供給を目的に、保証責任甲子信用購買利用組合として設立された信用協同組合。組合名の「甲子」は設立された大正13年が十干十二支の甲子(きのえね)であったことに由来し、農林中央金庫の役職員、旧友会会員等を組合員とする職域の信用組合として、金融を通じて組合員の福利厚生を図っていた。しかし近年は、組合員の利用率が低下していたことや、構造的に組合員基盤拡充が困難な状況となっていたことから2016年6月に解散方針を決議し、以後はATMの取扱停止など、事後処理を進めていた。

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