広島県教育委員会、2名の教員免許失効と2名の教員免許取上げを発表 児童福祉法・県健全育成条例違反が大半

官報(7105号)によると、広島県教育委員会は9月19日、教育職員免許状失効公告および教育職員免許状取上げ処分公告を掲出し、教育職員免許法(昭和24年法律第147号)第10条第1項および同法第11条の規定により宮地仁氏、山本春日氏の免許状が失効した旨と増村光恭氏、小桝雅典氏の教育職員免許の取上げ処分を行った旨を公表した。

失効公告および取上げ処分公告によると、宮地仁氏の教員免許の失効日は5月29日付。宮地氏の免許失効は、同氏が福山市の県立大門高校に勤務していた2月25日の午後6時40分頃、福山市の路上に駐車した自動車の中で、15歳の女子中学生に対し、18歳未満と知りながらわいせつな行為をした児童福祉法違反に問われたことによるものとみられる。

山本春日氏の免許失効日は7月20日付。同氏については、広島市内の市立皆実小学校に臨時教諭として勤務していた2017年5月頃にインターネット上の会員制交流サイトで知り合った15歳の女子中学生と同氏の自宅において、18歳未満と知りながらいかがわしい行為をしたとして広島県青少年健全育成条例違反(淫行)の容疑で逮捕されたことによるものとみられる。

増村光恭氏の免許取上げは4月14日付。同氏については、廿日市市内の小学校に校長として勤務していた2013年頃に、美術などの教職員が加入する「広島県西部造形教育連盟」の口座から8回にわたりあわせて現金26万4000円を引き出し、横領していたことがことし4月に判明し、広島県教育委員会から懲戒免職処分が下されたことに伴うもの。なお、同氏によると、横領した現金については既に全額弁済しているため、同連盟からの被害届は出ていない模様。

小桝雅典氏の免許取上げは6月10日付。同氏については、呉市内の高校に勤務していた2016年2月頃、呉市内のホテルで女子高校生に少女が18歳未満と知りながらわいせつな行為をさせた児童福祉法違反(淫行させる行為)容疑で逮捕され、その後、懲役2年、執行猶予3年の判決を受けて控訴中。裁判の中で同氏はわいせつ行為を否定していたが、広島県教委の聞き取りに対しては、生徒の裸の写真を撮影したことを認めたことから、県教委から5月29日付で懲戒免職処分となっていた。

先生のやさしい殺し方(1) (ガンガンコミックスUP!)

反転シャロウ スクウェア・エニックス 2017-10-21
売り上げランキング : 4944
by ヨメレバ

コメントを投稿

コメントを投稿

削除申請等の場合は本人確認が可能な個人情報の入力が必要です。匿名での申請は受け付けておりません。

Powered by Blogger.