大阪府堺市の精密射出成形製品開発・製造「大和化成株式会社」が解散　淀川ヒューテックに事業譲渡したため

官報（平成29年10月2日号外第213号）によると、堺市堺区匠町の「大和化成株式会社」（代表清算人：澤田明文）は平成29年9月30日に開催された株主総会の決議により解散していたことがわかった。

同社は1954年4月に包装用プラスチック卸・販売業として個人創業し、1980年6月に法人改組した精密射出成形製品の企画・開発・生産・販売を事業とする会社。角型電池やニッケル水素電池、リチウムイオン電池の部品「電池ガスケット」の開発・製造を主力事業として事業を展開していた。今回の事態は同社が淀川ヒューテックに事業譲渡したことに伴うもので、現在、同社の事業は淀川プレシジョン株式会社（同所、代表取締役：小川勉）が承継している。