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八光自動車工業株式会社(大阪市阿倍野区)は27日、阪急阪神ホテルズ(大阪市北区)に運営を委託して営業している六甲山ホテル(神戸市灘区)について、改修工事や設備拡張のため、12月31日をもって「六甲山ホテル」としての営業を終了すると発表した。
六甲山ホテルは1929年、宝塚ホテルの分館として開業したホテルで、開業当時から残る旧館は2007年に国の近代化産業遺産に登録されている。神戸の市街地からわずか20分の立地と神戸の1000万ドルの夜景が楽しめる眺望などを売りに人気を博していたが、設備の老朽化や耐震性の問題から旧館は2015年12月に営業を終了するなど、設備改修についての話し合いが行われていた。
今回、営業を終了した後は、本館およびチャペルは2018年1月から外観および内部設備等の大幅な整備を行い、2019年頃に営業を再開する予定となっているほか、旧館についても2018年春から夏に営業を再開できるよう整備を行うという。また、営業再開時には六甲山の自然を感じられるような非日常的なリゾートホテルとしてホテルの名称を改称することも予定しているという。
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