神戸市長田区の婦人靴製造「株式会社KODOH」に破産開始決定　ボロネーゼ製法で婦人革靴を製造

官報（7071号）によると、神戸市長田区の「株式会社KODOH」（代表取締役：古道善造）は7月19日、神戸地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成29年（フ）第546号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成29年10月11日午前10時、破産債権の届出期間は8月23日までとなっている。また、破産管財人には友廣隆宣弁護士（神戸海都法律事務所、兵庫県神戸市中央区海岸通8 神港ビル7階、電話：078-321-6688）が選任されている。なお、同社の破産処理に関しては、簡易配当を実施するとしている。

同社は2002年2月に創業し、2005年7月に有限会社KODOHとして法人化した婦人靴の製造会社（2007年6月に株式会社に改組）。職人が履き心地を追求したボロネーゼ製法を用いたこだわりの婦人靴を製造し、アパレルメーカーに納入していた。