東京都中央区のスマホアプリ開発「株式会社ライムス」に破産開始決定

官報(平成29年3月2日 号外第42号)によると、東京都中央区銀座の「株式会社ライムス」(代表取締役:吉村光司)は2月15日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成29年(フ)第745号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成29年5月11日午前10時30分、破産債権の届出期間は3月15日までとなっている。また、破産管財人には阿部真理子弁護士(あぽろ法律事務所、東京都千代田区神田司町2-8-4吹田屋ビル7階、電話:03-3526-8722)が選任されている。

同社は2005年2月に設立されたスマートフォン向けアプリの企画・開発を事業とする会社。設立当初からしばらくは不動産投資家として著名な「藤山勇司」など著述家のマネージメントおよびファンクラブの企画・制作・運営を事業として展開していたが、出版業界の不振の影響もあり、2014年頃に本や雑誌の内容をクイズ形式で把握できる無料アプリ「Bookドリル」をリリースするなど、現在の事業内容に転換。株式投資の解説書や自己啓発書などの書籍を電子化して提供するなどしていたが、アプリのダウンロード数も1000~3000程度に止まっていた。

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