神栄ライフテックス、レッグウェア製造・販売のグランディを吸収合併へ

官報(6941号)によると、東京都渋谷区千駄ヶ谷の「神栄ライフテックス株式会社」(代表取締役:棟羽宏)は同グループで東京都台東区北上野の「株式会社グランディ」(代表取締役:山岸仁)を吸収合併すると発表した。効力発生日は平成29年4月1日を予定しているという。

この合併は神栄グループにおける繊維事業をより強固なものとするための組織再編の一環として行うもの。*1 存続会社は神栄ライフテックスではあるものの、本社所在地は現在のグランディの所在地に移転し、現在の神栄ライフテックスの本社は原宿オフィスと称する営業所として取り扱われる予定となっている。

神栄ライフテックスは2014年11月に設立されたアパレル製品卸売業者。神栄株式会社【3004】の繊維部を前身としており、カジュアル衣料を主力とするアパレル製品の卸売り事業のほか、アパレル製品の材料となる布地を取り扱うテキスタイル事業、若年の女性層を対象とするアパレルブランドの展開などを行っている。一方、グランディは1964年5月に設立された靴下メーカー。独自に企画・製造する製品のほか、GT・HAWKINSやColantotteといった提携ブランドの靴下の製造・販売を行っていたが、2015年4月に神栄の傘下に入っていた。


*1繊維事業の組織再編のお知らせ(神栄株式会社、平成28年12月20日、PDF文書)

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