官報(6966号)によると、埼玉県蓮田市の「東京セキスイハイム工業株式会社」(代表取締役:野村俊哉)は同グループで茨城県笠間市の「関東セキスイハイム工業株式会社」(同代表)と愛知県豊橋市の「中部セキスイハイム工業株式会社」(代表取締役:片山等貴)、奈良県奈良市の「近畿セキスイハイム工業株式会社」(代表取締役:小原光雅)の3社を吸収合併すると発表した。効力発生日は平成29年4月1日で、関係各社の株主総会の承認決議は平成29年2月24日に終了しているという。また、合併後は商号を「セキスイハイム工業株式会社」に変更する予定だとしている。
この合併は関東・中部・近畿の気候条件や顧客ニーズが似通っているため、供給製品も近似している傾向にあることから、これらの地域のユニット生産・輸送の広域最適化を図ることにより、サプライチェーン全体の業務効率の向上を加速させ、一層のコスト競争力を強化させることや生産技術者の育成強化などを目的として積水化学工業株式会社の住宅カンパニー(プレジデント:関口俊一)が4生産会社を経営統合し、広域生産会社として運営していくことを決定したことによるものだという。
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