東京都港区のノベルティグッズ企画・制作「パティナ株式会社」に破産開始決定 マヨネーズ風調味料「ソイマヨ」で話題に

官報(平成29年2月15日 号外第30号)によると、東京都港区台場の「パティナ株式会社」(代表取締役:村野敏之)は2月1日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成29年(フ)第346号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成29年5月12日午後1時30分、破産債権の届出期間は3月1日までとなっている。また、破産管財人には青代深雪弁護士(新堂・松村法律事務所、東京都千代田区九段北4-2-6市ヶ谷ビル1階、電話:03-3238-9370)が選任されている。負債額は約5億円と推計されている。

同社は1998年10月に設立されたノベルティグッズの企画・制作および食品販売を事業とする会社。主に食品製造業などに営業基盤を構築し、プレス向けのノベルティ製品を制作するほか、豆乳をベースとしたマヨネーズ風調味料「ソイマヨ」などの販売元としての業務など食品事業も展開し、一時は7億円を超える売上高を計上していた。

その後も「くだもの屋さんのソース」などの食品を販売していたが、近年は食品業界の経費削減などから主業のノベルティ部門の売上が縮小傾向となり、経営状況が悪化していたという。

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