NTTデータ傘下のエヌジェーケー、メディアドライブなど子会社２社を吸収合併へ

官報（6966号）によると、NTTデータ【9613】傘下のシステムインテグレーター「株式会社エヌジェーケー」（東京都中央区新富、代表取締役：石川勝雅）は同社の子会社でOCRソフト開発の「メディアドライブ株式会社」（同所、代表取締役：松村博）とコンピュータ周辺機器メーカーの「エヌジェーケーテクノ・システム株式会社」（同所、代表取締役：竹本孝志）を吸収合併すると発表した。効力発生日は平成29年4月1日で、会社法の規定により両社の株主総会の承認決議は省略されている。

この合併は、エヌジェーケーを中心とした経営判断の迅速化のほか、技術交流の活性化、営業力の強化、管理・業務部門の効率化を図ることで、市場環境の変化に合わせた「事業の選択と集中」を行うことを目的としているという。また、この合併に関連してエヌジェーケー内で組織改正を行い、メディアドライブ事業部を新設するほか、デバイスコミュニケーション事業部の配下に技術サービス室を設置するとしている。なお、この合併の後もメディアドライブからリリースされていたOCRソフト「e.Typist」シリーズなどの製品の開発・サポートはエヌジェーケーにより継続されるとしている。

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