温泉旅館「山田温泉元湯 玄猿楼」の運営会社に破産開始決定 源泉掛け流しを売りとするもレジャー多様化で客数減少

官報(6966号)によると、富山県富山市山田湯の「山田温泉株式会社」(代表取締役:大源加奈子)は2月17日、富山地方裁判所に自己破産を申請し、同日、破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成29年(フ)第13号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成29年5月23日午前11時、破産債権の届出期間は3月22日までとなっている。また、破産管財人には栗本正貴弁護士(栗本・酒井法律事務所、富山県富山市磯部町2-3-26、電話:076-424-6085)が選任されている。

同社は開湯1300年とされる開湯伝説をもつ山田温泉において、温泉旅館「山田温泉元湯 玄猿楼」(総部屋数:24室)を運営していた会社。創業は1959年8月に創業し、44℃という源泉温度を活かした源泉掛け流しの温泉旅館として事業を展開。立山黒部アルペンルートや白川郷・五箇山といった観光名所への起点となる立地もあり、ピーク時には約7億円の年間売上高を計上していたが、近年はレジャーが多様化したことや冬季のスキー客の減少などで経営状況が悪化していた。

TVシリーズ「花咲くいろは」 Blu-rayコンパクト・コレクション(初回限定生産)
ポニーキャニオン (2015-10-07)
売り上げランキング: 11,301

コメントを投稿

コメントを投稿

削除申請等の場合は本人確認が可能な個人情報の入力が必要です。匿名での申請は受け付けておりません。

Powered by Blogger.