同社は2008年6月に設立されたスポーツ用品卸販売業者。主にグローブやバット、野球用途のユニフォームなどの野球用品を取り扱い、Hillerich & Bradsby(ヒラリック&ブラズビー)社やEaston-Bell Sports(イーストン=ベル・スポーツ)社の販売代理店として事業を展開し、2015年5月期には約8000万円の年間売上高を計上していた。
2015年9月に元読売巨人軍の桑田投手が長年愛用していた「ワールドペガサス」ブランドを展開していた株式会社ワールドペガサスと事業統合し、以後、同ブランド製品を展開し、国内約250店舗のスポーツ用品店と取引を行うなど、ワールドペガサスの営業基盤を承継した事業を展開。2016年には同ブランドの50周年を記念し、クラウドファンディングサイト「MAKUAKE」上で“「ワールドペガサス」復活プロジェクト!”と称した企画を実施するなど2016年5月期には約1億2000万円にまで売上高を伸長させていた。
しかし、従前から収益性に乏しく、余裕のない資金運営が続いていたこともあり、業績不振から2016年秋頃には同ブランドの展開を終了したため、事業の継続は困難と判断し、2016年11月22日に事業を停止。事後処理を摺木崇夫弁護士(今井法律事務所、東京都港区芝5-20-14三田鈴木ビル3階、電話:03-3456-3781)に一任していた。
ワールドペガサス
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