東京都中野区の持株会社「テクノネットグループ株式会社」に破産開始決定 統括事務を除く事業はグループ各社が承継

官報（6937号）によると、東京都中野区中央の「テクノネットグループ株式会社」（代表取締役：坂井常雄）は1月5日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第9342号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成29年4月27日午前11時、破産債権の届出期間は2月2日までとなっている。また、破産管財人には細野義治弁護士（細野法律事務所、東京都港区西新橋1-21-8弁護士ビル3階301、電話：03-6550-9501）が選任されている。

同社は2000年に「株式会社ブイクエスト」として設立された企業グループの統括運営会社（2007年6月に現商号に商号変更）。傘下企業（株式会社テクノネット、株式会社クロステック、日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社）の持株会社として機能していたほか、映像機器・コンピューター等の開発・制作・販売やテレビ及びラジオ番組、新聞、雑誌、ビデオ及び映画等の企画・制作・販売、および著作権・原版権・商標権・意匠権・特許権の管理などを事業として展開していた。現在、同社の持株会社としての事業を除く事業はグループ各社に承継されている模様。

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