東京都千代田区のビックデータ分析・コンサルティング「株式会社Qubitalデータサイエンス」が解散 事業はブレインパッドが承継

官報（平成29円1月16日 号外第8号）によると、東京都千代田区紀尾井町の「株式会社Qubital（キュービタル）データサイエンス」（代表清算人：山口陽平）は会社法第319条の規定に基づき議決権を行使することができる全株主の書面による同意により、平成28年12月31日付で解散していたことがわかった。ブレインパッドのプレスリリースによると、会社の清算結了は平成29年3月31日を予定しているという。

同社はヤフー株式会社（東京都港区）【4689】と株式会社ブレインパッド（東京都港区）【3655】による合弁会社として設立されたマルチビッグデータの分析とコンサルティングを事業とする会社。^*1 同社はヤフーが運営する「Yahoo! JAPAN」のデータ資産を最大限活用し、広告主の要望に合わせて広告主のデータとYahoo! JAPANのデータを活用した、専門のデータサイエンティストによる高度な分析と、その分析結果のビジネスへの最適な活用を支援するコンサルティングサービスを展開していた。

今回の事態は、株主である２社が従来の業務提携関係を終了し、より大きな枠組みで新たな業務提携関係を構築するために行うもので、同社の事業についてはブレインパッドが承継することになっている。^*2

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*1：ブレインパッドとYahoo! JAPAN、マルチビッグデータの分析とコンサルティング事業を展開する「株式会社Qubital（キュービタル）データサイエンス」を設立（株式会社ブレインパッド、2014年1月31日）
*2：持分法適用関連会社の解散およびヤフー株式会社との業務提携に関するお知らせ（株式会社ブレインパッド、2016年12月8日）